ブラックビター企業からマイルドな生活に戻してくれたのは大切な人。

私は、3年前まで某地方のFMラジオ局に勤めていました。
私の仕事は主に番組制作と音響技術の仕事でした。
番組制作という響きを聞くと憧れの眼差しを向ける方もいるかもしれませんが、、
これがまぁ、控えめに言ってブラック企業でございまして。
私は朝の番組を担当していたので、朝7時に出社、それから様々な番組の音響技術、
次の日の番組制作、また別の番組の取材同行、また音響技術と、、、
気がついたら日付を跨いでいるなんてこともザラでございました。

地方のラジオ局というものは、テレビ局などに比べてとにかくお金がないんです!
だから人員もとにかく少ない!一人で全てこなさなければいけないわけです。
ちなみに、、上に書いたスケジュールというのは、あくまでも「普通の日々」
これが俗にいう繁忙期ともなりますと、
家に帰ることのできない日も出てきます。

ちなみに私は入社当時結婚したばかり。
これが、ビターブラック企業に入社して半年で破綻!見事に奥様が実家に帰りました。
しかし、そんなことに後ろ髪引かれている暇もない!
涙が眼球を潤わせたや否や、次の仕事がやってきて、いつの間にか眼球は乾き、
その水分は冷や汗に変わって背中をつたうのでした。
とまぁ、ここまでの所謂勤務時間的ブラック企業の話ならよくある話。
私も、メディア業界の勤務時間など心得て就職しておりますから、
こんなことでは「辞めたい・・・」なんて思いませんわ!
ここからが、漆黒企業の本気の見せ所。

上司の「パワハラ」の登場です。
しかしまぁ、このパワハラと一口に言いましても、
ピンからキリまで、またバリエーションも様々ありわけですが、
お陰様で、パワハラのコンプリートさせて頂いたのではないかと自負しております。
まず、言葉の暴力なんて当たり前。
人格否定・責任転嫁・執拗な電話攻撃・罵倒・中傷・etc,,,

そして、次のステージへ。
そう、「言葉の」が取れた、ただの「暴力」です。
これはいたってシンプルですね。
痛い。
誰も使わない応接室に閉じ込めて・・・痛いっ。
誰も助けに来ない。
応接室から出てきたときに、申し訳程度に聞かれる、
別の上司の「大丈夫?何かあった?」
「大丈夫です・・・」
としか答えようがない!

THE・地獄ですな。

というか、このパワハラ、
多分元気なときに受けてれば、こちらも「暴力されましたっ!私は(上司を)訴えます!!!」的な行動も取れたんでしょうが、
何せ、前述の通り、睡眠不足と過労で正気を吸い取られているわけです。
これが素晴らしいマイナス・スパイラルとなって何も抵抗できない。
ひいては、会社を辞める気力すら起きない状態に陥るわけです。
怖いですねーブラック×ブラック企業は。
気がつけば、こう思うのですよ。
「自分が我慢すれば、面倒なことは何も起こらない」
こうなったら最後です。
私は目が醒めるまでに5年かかりました。

さて、何故目が醒めることができたか。
それは、私には恋人の存在がありました。
同僚でもあった恋人が私よりも先に会社を辞めることを決断しました。
もちろん、男性と女性の違いはありますが、
それでも一般企業と比べれば、ドス黒い勤務体系をしていた恋人も、
常に会社を辞めるかどうかを悩んでいました。

しかし、私よりも意志の強い恋人はそそくさと判断し、
会社に辞表を提出したのでした。
その女だけど男らしい!素敵な兄貴的恋人の行動を見て、
私も金魚の糞同然に、辞表を提出し、
この「クソブラック企業が!」という言葉を胸に、
会社と決別することができたのでした。

やはり、人は人生において
自分でダメだとわかっていても、自分だけではどうしようもつかないことがあります。
自殺をしたり、悪いことに逃げたりすることも。
周りの大切な繋がりだけは失ってはいけないのだと改めて勉強になりました。

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