今でも思い出すと寒気のする精神的にダメージを受けたブラックバイト

高校3年生の頃、近所の居酒屋でバイトをしていました。心も体もボロボロになり、かなりのブラックバイトで3ヶ月ほどで辞めました。たった3ヶ月でしたが、私の中では3年のような日々でした。寿命が縮んだのではないかと思うほどでした。

どんなバイト先だったのか簡単に言うと、店長がかなりのぶっ飛んだ人でした。その居酒屋はチェーン店で、他の店舗の店長は普通の人なのに、運悪くぶっ飛んだ店長の元で働くことになりました。

他のバイトの先輩達は優しい人ばっかりで、それだけは救いでした。

まず何がぶっ飛んでいるのかと言うと、店長としての能力がありませんでした。初出勤の時に適当に説明だけされて、そのまま私一人で接客をさせました。何が何か分からずあたふたしていても、助けてくれるわけでもなく、お客さんに怒られようが見て見ぬふりでした。他の先輩社員の人が一緒に謝ってくれたりという状況が当たり前でした。

そして機嫌の上がり下がりが尋常じゃなかったです。店が忙しくなると機嫌が悪くなり、まず先輩社員に八つ当たりをします。それでも怒りがおさまらないと私にも暴言を吐いてきました。私のミスじゃなくても、お前以外に誰がいるんだと勝手に犯人扱いをされ、また暴言を吐かれたりしました。

バイトのことを奴隷のようにしか考えておらず、私が入って少しすると売り上げが悪く、人件費を削減するためにと、一応シフトはあるけど店長から電話がこなければ出勤しないという訳のわからない体制になりました。今日は出勤しなくていいよと言われた日でも、忙しくなれば電話で呼び出されることもありました。

ぶっ飛んでいる店長は法律を違反していても、何が悪いんだと言って高校生のバイト達を夜中まで働かせていました。今日は延長できないと言うと、鬼のような形相でにらまれました。テスト期間中であろうが融通は通らず、私達の意思は全て無視されました。

タイムカードはなく、ノートに書く方式でした。何分単位ではくれないので40分延長したとしても、それはただのタダ働きでした。辞める月の給料はいまだに受け取っていません。店長に会わないですむのなら給料くらいもらわなくてもと考えていました。

親にも辞めなさいと言われ、恐くて辞めると言えないと言うと親が直接店長に言いに行くと言うくらい、その時の私はボロボロだったのだと思います。

店長から電話がくると吐き気が止まらず、手の震えも止まりませんでした。電話を無視してバイトから逃げることもできましたが、近所の居酒屋だったので道で遭遇することを想像すると恐かったので、耐えました。

大学生の入学を機に、遠いからという理由で辞めました。辞めてからも居酒屋付近の道を歩くだけで吐き気が止まりませんでした。

私が辞めてしばらくして、閉店したという噂を聞いてやっと解放された気分になりました。ざまあみろと思いました。

最近ニュースでブラックバイトのことが取り上げられていますが、まさしくそのものだったと思います。暴言に無理な労働にブラックバイトの模範的な例でした。私が女だったからまだましだったのかもしれませんが、男だったら暴力もあったかもしれません。

あんなに人として最悪な人は初めて見ました。心も体もボロボロになりましたが、いい経験をしたと思います。社会人になって社会の荒波にももまれましたが、ブラックバイトの方がつらかったので続けられました。

ぶっ飛んだ上司の下で働いている人はきっといっぱいいると思います。ブラックバイト経験者として、時には逃げることも大事だと言いたいです。

あまり悩みごとのない私がメンタルまでやられたのは初めてだったので、今でも鮮明に覚えています。もし道で店長に会ったらまた吐き気に襲われそうな気がします。こういうことをトラウマというんだなと感じました。

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